吉井町の白壁の町屋
吉井にはこのような景観の町筋が何本かあります。
吉井にはこのような景観の町筋が何本かあります。
国道210号は久留米から日田を経て大分に通じる主要道路です。吉井は精蝋、酒造、菜種の製油など農産物の加工品を製造、販売することで繁栄しました。
道路わきの家の庭から溢れ出るように咲いていました。
豊後街道の宿場として繁栄していましたが、度重なる大火で大きな被害を出し、その対策として土蔵建築が始まったそうです。
昔から水の確保はどこの地方でも最重要課題でした。この小さな川も大切にされている雰囲気が伝わってきます。
金子文夫はこの地の郷土史家、収集家です。この地に伝わる様々な郷土文化を伝えるものを収集しました。この雛飾りは御殿が特別に大きく豪華で、特有の形をしています。当時の商家の繁栄ぶりを象徴しています。
季節の鯉のぼりですが、すべて手作りというのがユニークです。
なかなか豪華な造りです。当時の町の財力を表しているようです。
2階に上がると耳納の山並みが見渡されて春の爽やかな風が吹き抜けていきました。
すべて昔の建物かどうかわかりませんが、とにかくよく整備保存されていることに感心しました。
豊後街道沿いでは最も豊かな町だったことが分かります。往時の豊かさが感じられます。